英国が世界初Zero Emission Vehicle Summit を主催

12 September 2018

 

世界初となるZero Emission Vehicle Summitが9月11-12日、英国にて開催されました。弊社は光栄にも11日のセッションにご招待いただき、代表取締役の江口ベイコン昌子が出席して参りました。

 

弊社は日英企業間のEV(電気自動車)やエネルギーマネジメントシステム関連のビジネスをご支援する機会が多いことから、政府の施策や企業の経営方針に関する英国政府要人や業界代表者によるトークセッションは大変参考になりました。また、他の参加者の皆様とゼロ排出・低炭素関連の技術やビジネスの可能性について意見交換することもでき、非常に有意義な機会となりました。

 

英国政府を代表して登壇したクリス・グレイリング運輸大臣、産業戦略省・グレッグ・クラーク大臣は、英国が気候変動目標を遵守することを明言しました。また、英国政府発表の産業戦略「Industrial Strategy」に基づいたゼロ排出車関連の技術開発やビジネス機会の創出は、英国の経済発展と大気汚染改善の両面において非常に重要であると強調しました。

 

テレーザ・メイ首相も登壇し、ゼロ排出車の開発・生産において今後英国が世界をリードする姿勢を示すとともに、産学官共同の重要性についても言及しました。また、1億800万ポンド(約162億円)の政府補助金を超低排出ガス車や水素関連技術の開発支援に充てると発表しました。

 

弊社は英国政府によるゼロ排出車の分野の技術開発・ビジネス機会創出促進の動きに注目して参りました。今回のZero Emission Vehicle Summit参加を通じ、政府のその方針がさらに強化されていることをあらためて確信しました。